■株式会社 扇大/名古屋市
「日本で最古の輸出商品なんですよ」と創業大正八年、扇子一筋九十年株式会社扇大、内藤泰幸社長が尾張名古屋の扇子について熱い思いを語る。
扇子は一般的に中国から伝わったと思われるでしょうが日本で最古の輸出商品だと言われている。平安時代、聖徳太子が持っている事で御馴染みの笏(しゃく)が、中国に渡り、それに紙を貼ったものが現在の扇子の原型と言われている。
尾張扇子の歴史は、宝暦年間(1751〜1764)頃、京都扇子職人、内藤勘造父子が名古屋に移り住み扇子作りが広まったと言われている。当時武士の内職仕事として広まっていくこととなる。
しかし、現代ではその大半が輸入品になり、中国からの輸入により国内での生産が年々少なくなっているとの事。扇骨(島根の真竹)・扇紙(土佐和紙・柿渋塗り)・技法(脇漆)を大切に守り、後世に伝えていくこと非常に大切で意義のあることである。
また職人の技術を絶やさぬよう、そしてその技術を味わっていもらいたいと、今回サムライ日本プロジェクトに参加し「尾張国サムロック扇子」として純国産の尾張扇子を発売する。